J2は開幕節の残り4試合が行われ、40歳以上のベテラン3人がこれまでと変わらず、開幕戦からピッチに立った。

20日時点で40歳以上の選手はJ2に6人登録されているが、19日の試合に出場した大宮アルディージャGK南雄太(42)、横浜FCのMF中村俊輔(43)を含め、5人が開幕戦に出場したことになる(44歳GK本間幸司が所属の水戸ホーリーホックの試合は中止)。

2009年以来のJ2となったベガルタ仙台は昨季6位のアルビレックス新潟と0-0で引き分け。今季から仙台に復帰した40歳のMF梁勇基が先発し、J1、J2通算552試合目の出場を果たした。

昨季3位のヴァンフォーレ甲府は41歳のDF山本英臣が先発フル出場。ファジアーノ岡山に1-4と逆転負けを喫したが、山本は甲府でJ1、J2通算541試合目の出場で自身のクラブ最多記録を更新。勝った岡山は今季の開幕節で最多4ゴールを挙げて首位スタートとなった。

昨季15位のレノファ山口FCは4年ぶりのJ2復帰となったロアッソ熊本と1-1で引き分け。40歳のMF山瀬功治が後半23分から途中出場した。愛媛FCから今季、山口に加入した元日本代表MFはJ2コンサドーレ札幌時代の00年からJリーグ戦で22シーズン連続得点中。今季はジュビロ磐田MF遠藤保仁(24年連続)に次ぐ、歴代2位の23年連続ゴールが期待される。

昨季5位のFC町田ゼルビアはホームでFC琉球と対戦。J2歴代2位の通算103ゴールを挙げている37歳FW中島裕希が先発したが、ゴールを奪うことができず、0-0で引き分けた。なお、J2歴代最多得点は元日本代表FW大黒将志で通算108得点。中島は最多記録更新まであと6点としている。

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