北海道コンサドーレ札幌のFW小柏剛(23)が自らのゴールでチームを節目の勝利に導く。

24日、キャンプ地熊本で26日広島とのホーム開幕戦(札幌ドーム)へ向け調整。クラブとしてJ1通算100勝目がかかる一戦に「記録がかかった試合に出場できるというのはすごく幸せなこと。コンサドーレの歴史に自分も貢献する、名を刻む、というところで勝利をつかみたい。そこで得点を取れればもっとプラス。狙っていきたい」と意気込んだ。

プロ1年目の昨季はチーム日本人最多タイの7得点を記録。そのうち札幌ドームでは3ゴールを挙げ、いずれもチームは勝利している。「本当に好きなスタジアムで雰囲気もいい。あそこで得点を取ることができるとサポーターの盛り上がりとか、(声援の音が)反響で響く感じがすごく好き」と心地よさも感じている。

この日は新加入のFW興梠慎三(35)にループシュートを教わるなど、コミュニケーションを取りながら汗を流した。「たくさんのサポーターの人が来てくれると思うので、そういったみなさんのためにも得点を取って勝利で開幕戦を飾れれば」と気合は十分だ。【山崎純一】