ガンバ大阪は8日、FW宇佐美貴史(29)が右アキレス腱(けん)断裂で7日に手術を受けたと発表した。

6日のホーム川崎フロンターレ戦に開幕から3試合連続で先発した宇佐美は、後半10分に相手と接触のない場面で自らピッチに崩れ落ち、即座に交代を申し出て担架で運ばれていた。

全治は公表されていないが、同様の負傷で復帰までは5~7カ月以上かかる場合が多い。長期離脱は避けられないものの、磐田FW大津祐樹(31)もVVV時代の13年に同じ箇所を断裂し、オフをはさんで8カ月後に試合復帰している。5月に30歳を迎える宇佐美は、年齢的にも復活の時間は残されている。

18年W杯ロシア大会日本代表の宇佐美は、J1通算205試合64得点。絶対的なストライカーとして今季は初めて副主将に就任し、片野坂監督からピッチ内外で信頼を得ていた。