セレッソ大阪の新外国籍選手、クロアチア人DFマテイヨニッチ(31)と、ブラジル人FWジェアン・パトリッキ(24)の実戦デビューが、早ければ今週末にも実現するかもしれない。

ともに政府による入国制限で来日が大幅に遅れ、マテイヨニッチが10日、パトリッキが15日のチーム練習から参加していた。

小菊昭雄監督(46)は25日のオンライン取材で、助っ人選手について「紅白戦の出場時間は短いが、少しずつ合流する時間が増えている。メニューもほぼ全てできている。今後はプレー時間を少しずつ増やしたい」と説明した。

特にセンターバックは手薄だっただけに、2年ぶり復帰のマテイヨニッチは待望の再デビューになる。

開幕3連勝が懸かった26日のルヴァン杯大分トリニータ戦(ヨドコウ)での、いきなりの出場は故障のリスクもあるため、27日に予定される地域リーグのチームとの練習試合が有力候補になりそうだ。指揮官は「これから判断していきたい」と前向きな姿勢を見せていた。