川崎フロンターレMF脇坂泰斗(26)が、今季公式戦初得点をマークした。

前半14分。ペナルティーエリア手前中央からのFKのキッカーを務めると、ゴール左上へ。相手GKに触れられたが、左ポストに当たり、ネットを揺らした。「ようやく今シーズン初ゴールを決めることができた。やっとチームの力になれたのかなと感じている。絶対結果を残してやる、自分がチームを勝たせるんだという思いで試合に臨んだし、先制点はその強い気持ちだけで決めたようなもの。前日練習でもフリーキックを決めていたので、蹴るときのフィーリングはよかった。結果的に5点取って勝つことができた。でも、これを次につなげないと意味がないと思う。今回もそうだが、次もその次も絶対に勝ちが必要なゲーム。頭を切り替えて、最善の準備をして、総力戦で次の試合に向かいたい」。気持ちの入った先制点だった。