セレッソ大阪のDF松田陸(30)が、14日の名古屋グランパス戦(豊田ス)で今季初の連勝を目指す。

13日に大阪市内で調整後、オンライン取材に対応した背番号2は「いかに自分たちが支配して、つないでいけるか。それができれば、相手もじれてくる。そこのスキをついて、1点でも多く取れればいい」と、勝負のポイントを指摘した。

名古屋とは昨年のルヴァン杯決勝で戦い、C大阪は0-2で完敗した。試合後の松田は、人目もはばからずに泣いた。現在15位の名古屋とはいえ、潜在能力の高い相手にリベンジして、8位からさらに上位を目指したい。

FC東京から移籍7年目の今季も、松田は開幕から全12試合に先発中。同じ右サイドバックの選手が補強で入団しても、定位置を譲ることはない。毎年、ほぼ30試合以上の出場を続ける鉄人で、J1通算186試合(6得点)を数える。

前節ジュビロ磐田戦では、カウンターから生まれた相手の決定的な得点機を背後から追いかけ、ペナルティーエリア内でスライディングして阻止。PKを取られない神業の守備に、改めて松田の評価が上がっていた。

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