J1清水エスパルスFWディサロ燦シルヴァーノ(25)が「連発」を誓った。22日の天皇杯3回戦はJ1京都サンガFCと対戦(アイスタ、午後7時)する。21日は静岡市内で最終調整。ディサロは先発が濃厚で「FWなのでゴールが求められる」と力を込めた。

1日の周南公立大との2回戦ではハットトリックを達成。くすぶっていた気持ちをプレーで体現した。ゼ・リカルド監督(51)の初陣となった18日のリーグ福岡戦でも後半途中から出場し、勝利に貢献。ブラジル人指揮官を目指す攻守で可変するシステムに適応しながら、アピールにつなげた。新体制で取り組んでいる戦術は「うまく進めている」と強調した上で、「監督が変わった1試合目は勝てたりする。次が本当に大事」と表情を引き締めた。

クラブは19日に元日本代表FW北川航也(25)の獲得を発表。下部組織出身のストライカーが3季ぶりに復帰したことでFW陣のスタメン争いはさらに激しくなる。ディサロは「1番大事なのはゴールやアシストをすること。次のラウンドに進めるように戦いたい」と闘志を燃やした。【神谷亮磨】