ルヴァン杯の準々決勝の組み合わせ抽選会が29日、東京・国立競技場で行われた。前回覇者の名古屋グランパスは、浦和レッズと対戦する。

前回準優勝のセレッソ大阪は、リーグ2連覇中の川崎フロンターレ、現在リーグ戦で首位の横浜F・マリノスは、サンフレッチェ広島と激突する。ホームアンドアウェー方式で8月3、10日、準決勝は9月21、25日に実施。一発勝負の決勝は、国立で10月22日に開催される。

前回覇者の名古屋は、2連覇を目指し、浦和と対戦する。両者は8月3日に第1戦(豊田ス)、同10日に第2戦(埼玉)で激突。リーグ戦でも同6日に第24節(豊田ス)で戦うため、8日間で異例の同カード3連戦を乗り切る。

国立で行われた抽選会に参加した名古屋MF甲田は「2連覇がかかっている。難しい戦いになると思うけど、チームとしても、個人的にも結果を残したい」と意気込んだ。今季のリーグ戦では6月18日に対戦し、浦和が3-0で勝利している。甲田は「次こそは勝ちたい」と意気込んだ。対する浦和FWユンカーは「我々は、天皇杯を取ったことで、タイトルの取り方を理解している」と不敵な笑みを浮かべた。決勝まで進み、再び国立に戻ってくる。