東京は敵地で浦和に完敗した。

前半31分にバックパスのミスを突かれて先制点を許すと、後半の立ち上がり5分にもミドルシュートを決められて追加点を奪われた。なんとか反撃に出たかったが、攻撃の要であるFWディエゴ・オリヴェイラが9分に負傷退場。相手ゴールライン際へのパスに追いつこうと懸命に走ったが転倒した。ピッチの芝がめくれ上がる強い衝撃で、1度も起き上がれず両手で顔を覆ったまま担架で運ばれた。

アルベル監督が「(クラブの)将来を担ってくれる」と期待するパリ五輪世代のMF松木はFKを直接狙うも、GK西川が1歩も動けない弾丸シュートは左ポストに直撃。天を仰いで悔しがった。日本代表DF長友も右SBで好クロスを供給したが、得点にはつながらず。前節ホームで札幌に3-0と快勝し流れに乗りたかったが、連勝はならなかった。