モンテディオ山形が8試合ぶりの勝利をつかんだ。ブラウブリッツ秋田との「奥羽本戦」を2-0で飾った。11日にJ1清水から期限付き移籍で加入した、FWディサロ燦シルヴァーノ(26)が先発で山形デビュー。12日にJ1横浜から育成型期限付き移籍で加わった、MF樺山諒乃介(19)も後半25分から初出場。負傷離脱していたFWデラトーレ(30)も5試合ぶりに復帰した。

前半21分、MF加藤大樹(29)の突破を阻んだ相手DFが1発退場。そこで得たFKを同24分、MF国分伸太郎(27)がゴール左に直接沈めて先制した。同29分にはMF山田康太(23)がディサロとのワンツーから個人技で2点目を奪った。山田康は「自分らしさが出たというか、レレ君(ディサロ)と連係で中央を崩し、GKの動きも見えていた」。勝ち点3に「ギアを上げていく1勝にしないといけない」と力を込めた。