浦和レッズがセレッソ大阪に完封負けし、公式戦8試合ぶりに黒星を喫した。それでも、故障離脱していた日本代表DF酒井宏樹(32)が3試合ぶりに出場するなど、明るい材料もあった。

前半からC大阪の時間が続き、前半24分。C大阪FW加藤に先制ゴールを献上。後半開始とともにDF酒井、MFモーベルグ、MF小泉を投入し攻撃の活性化を図った。右SBの酒井が積極的に駆け上がり、ゴール前へ大胆なクロスを入れるなどチャンスのきっかけをつくったが、得点には結びつかなかった。

酒井は、8月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)期間中に負傷し、右下腿(かたい)三頭筋(右ふくらはぎ)の肉離れと診断されていた。この日は8月25日のACL・全北(韓国)戦以来の公式戦出場。11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会へ向けて、ここから状態が上げていけそうだ。

浦和とC大阪は1週間後の21日ルヴァン杯準決勝・第1戦(ヨドコウ)、25日に同第2戦(埼スタ)で再び対戦予定。リベンジを期す。