FC東京がMF渡辺凌磨(26)のハットトリックでセレッソ大阪に完封勝ちした。味の素スタジアムでは7月17日ジュビロ磐田戦以来の勝利となった。

またこの日は、サッカー日本代表の森保一監督(54)が視察に訪れたが、日本代表DF長友佑都(36)は出場しなかった。

左足、右足、頭、すべてで決めた。スコアレスで折り返し、後半開始直後の3分。左サイドへ駆け上がったDFバングーナガンデ佳史扶のクロスを、逆サイドのMF渡辺が受け、左足でゴールネットを揺らした。

続いて後半31分。右クロスを左サイドで受けると、右足のボレーシュートで2点目。そしてその1分後、今度は中央に入ったクロスにヘディングで合わせた。見事なハットトリックに、渡辺はゴール裏に向かって両手の指3本を立てて喜びをアピールした。

渡辺の活躍に触発されたように、後半38分にはFWルイス・フェリッピがダメ押しの4点目。東京サポーターも大喜びの大勝となった。