チーム一丸で“横綱”クラスの強さを取り戻す。昨季6年ぶりに無冠に終わった川崎Fが22日、川崎市内で新体制発表会見を開いた。

クラブのU-18で背番号10を背負っていたMF大関は「ユースから昇格した“前頭”友翔です」と自虐ネタを披露。名前にふさわしい働きでチーム内での“番付”を上げていく。CB、右SBをこなす柏から新加入のDF大南は「移籍は迷ったけど、成長するためには川崎に行くしかないと思って決めた」。カタール1部・アルラヤンへ完全移籍した日本代表DF谷口の穴を埋める。就任7年目の鬼木監督は「謙虚にゼロからチームをつくり直したい」。新加入の選手とともに、王者と呼ばれた看板を取り戻す。