昨季のJ1覇者・横浜と、天皇杯優勝のJ2甲府が対戦する富士フイルム・スーパーカップ（11日、国立）の概要発表が3日、都内で行われた。

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昨季J1王者の横浜F・マリノスは成熟度が増している。

守備の要だったDF岩田、チームの顔だったFW仲川が抜けたが、Jリーグ関係者は「強度がさらに上がっている。今季も間違いなく優勝候補」と語る。会見ではマスカット監督が「（宮崎キャンプで）よいスタートを切ることができている」。MF山根は「本当に大事な試合」と話した。米国リーグへの移籍が決定的となったGK高丘の穴を埋められるかがカギとなるが、屈指の得点力は変わらず脅威だ。

◆過去のスーパー杯のJ2クラブ　07年度は、リーグ優勝の鹿島が天皇杯も制し、当時の規則により天皇杯準優勝の広島が08年のスーパー杯に出場した。ただ、広島は07年にJ2降格が決まり、スーパー杯はJ2として出場した。一方、J2で天皇杯を制したのは11年度の東京と22年の甲府の2クラブ。東京は、天皇杯優勝の年にJ1昇格を決めており、スーパー杯にはJ1として出場している。