17日に開幕するJリーグの開幕前の恒例イベント「キックオフカンファレンス」が14日に都内で行われ、J1の18チームの選手がユニホーム姿で集結した。

記者会見に出席した名古屋グランパスの長谷川健太監督(57)は、30周年を迎えるJリーグへの熱い思いを語った。

長谷川監督はJリーグ創設から、清水エスパルスでプレー。現役引退後も清水、ガンバ大阪、FC東京で監督を務め、長らくJリーグに関わってきた。

「以前はカズぐらい、上の世代では奥寺(康彦)さんとか一部の選手しかなかったのが、何十人も海外に出てプレーしている状況になって、すこしずつ進歩していると思う」

昨年はW杯カタール大会で日本代表が16強と躍進し、日本のサッカー界を盛り上げた。

「勢い、熱をさらに熱くするためにも今シーズンの1試合1試合が非常に大事になると改めて感じている。さらにサッカーが進歩して、世界に近づいて、世界の頂点に立てるように、まず名古屋のサッカーを積み上げていければ」

Jリーグ創設時からある「オリジナル10」の名古屋から、日本のサッカーを熱く盛り上げるつもりだ。