Jリーグは23日、クラブ代表者らで構成される実行委員会を都内で開き、秋春制へのシーズン移行について話し合った。

この日の主なテーマは「フットボールの観点からシーズン移行は必要か」。4月27日に開催されたJリーグのフットボール委員会で「ACLが秋春制に移行した上、夏場の試合数が減ることなどから(選手保護のため)移行は必要」との意見で一致したといい、その報告を受けたJ1からJ3まで60クラブの実行委員は、ほぼ全員が賛同したという。一方で出席者からは、フットボールの観点以外のクラブ経営面や降雪地域問題、年度で動く学校制度との時期のずれなど、移行すれば生じる問題点の指摘も多く、議論は今後も続く様相となった。