専大北上(岩手2位)が八戸学院野辺地西(青森3位)に3-0で快勝した。FW鎌田星那(2年)が後半だけで2ゴールを挙げ、4強入りに導いた。遠野(岩手1位)は東北生活文化大高(宮城2位)に1-0で競り勝った。FW照井颯人(りゅうと、2年)が後半に先制ゴールを決め、公立校唯一の4強入りを果たした。
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前半から攻めた鎌田の積極性が、ゴールを生んだ。後半7分、FW金田遼平(3年)のラストパスを、左足で流し込んで先制ゴール。高く跳び上がってガッツポーズし、ベンチの祝福を受けた。小原昭弘監督は「(鎌田は)推進力がある子。10番(金田)が持ってためて、フリーランニングで長い距離を走ってついてきたので、いいカウンターだった」と評価した。
同9分に追加点を奪い、同24分には再び鎌田のゴールで突き放した。前半はセットプレーやロングスローでゴールに迫られるシーンはあったが、無失点でしのぎ、「後半はいいリズムでサッカーができて良かった」と指揮官。殊勲の鎌田は「前半はチーム的に縦に速くて、自分もシュートを打ったが決められず、厳しい戦いになった。後半に先制できて良かった」と汗をぬぐった。
18日の準決勝はセカンドチームで参加している青森山田(青森1位)と激突。本年度から高円宮杯U-18プリンスリーグ東北に参戦中の専大北上は4月、青森山田高セカンドに0-1で競り負けた。この一戦に先発出場していた鎌田は「自分はほとんど攻撃ができなくて悔しい結果に終わってしまった。得点を意識して勝てるようにしていきたい」と闘志を燃やした。東京都出身ながら、父真也さんの母校での成長を誓ったストライカー。強敵を退け、東北王者の称号に「王手」をかける。【相沢孔志】
○…遠野(岩手1位)が宮城県勢最後のとりでを「シュート0」で撃破し、19年ぶりの優勝にあと2勝とした。前半から主導権を握ったがゴール前で精度を欠き、延長突入も見えた後半30分。ペナルティーエリア内でパスを受けた照井が左足で先制ゴールを決め、歓喜の瞬間をもたらした。「最後まで自分が決めるという強い気持ちを持っていた。チーム全員で走りきれたことが最後の点につながった」と胸を張った。準決勝は1月の東北高校新人で勝利した尚志(福島1位)。「厳しい試合になると思うが頑張って勝ちたい」。



