鹿島アントラーズに復帰したMF柴崎岳(31)が8日、カシマスタジアムで加入会見を行い「勝利をもたらしに帰ってきた」と意欲を口にした。スペイン2部レガネスを退団し、今夏7年ぶりにJリーグ復帰。海外でプレーしている間も古巣の試合を追い続けていたという。「タイトル取れずにもがいているような感覚が見て取れていた。鹿島の状況をどうにかしたい。何かを、現状をより良くするためにここにいると思う」と自らの役割を口にした。

岩政監督については「プライベートでも非常にお世話になっている方。特別な感情がないと言えばうそになる。鹿島に戻ってくる上で、1つ大事な要素の1つだったかなと思います」。背番号はプロ入りした時に付けていた「20」。10日のルヴァン杯名古屋戦から出場が可能で「監督の判断。なるべく早くチームの力になりたい」と力を込めた。