首位のヴィッセル神戸と、勝ち点7差の6位セレッソ大阪が激突した。
神戸はホームの大声援に後押しされて、ボールを支配して主導権を握った。
前半20分には敵陣でプレスをかけてボールを奪取。フリーのFW大迫が前を向いた状態でボールを受けた。ペナルティーエリア外から右足でミドルシュート。勢いは十分だったが、わずかにゴール右に外れた。
同44分にはカウンターから左サイドを崩した。FW大迫のシュートがDFに当たり、こぼれたボールがフリーだったMF山口の前に。右足でボレーシュートを放ったが、ヒットせずにゴールの上に外れた。
C大阪は効果的な攻めを繰り出せず。前半ロスタイムに得た直接FKを、FWレオ・セアラが右足で狙ったが、壁に阻まれた。
前半は0-0で折り返した。
神戸は、後半開始から立て続けにゴールに迫った。
同9分にFW大迫がゴール前でワントラップから右足ボレーも枠の外だった。
同10分にはFW武藤が大迫とのワンツーで抜け出して、右足で強烈シュート。GKに阻まれたが、惜しいシーンを連続でつくった。
先制はやはり神戸だった。
同14分にDF初瀬が縦にロングパス。C大阪DF進藤との駆け引きに勝ったFW佐々木が抜け出して、GKと1対1。冷静に右足で決めてリードを奪った。
C大阪は1点リードされた直後の同15分、FW北野に代わってMF上門を、MF喜田にかわってMF奧埜を投入した。7月に右膝手術で離脱していた奧埜は6月10日神戸戦以来の出場となった。C大阪はその後も交代カードを切ったが、チャンスらしいチャンスはつくれなかった。
神戸は勝ち点を55に伸ばして、C大阪は同45のままとなった。