川崎フロンターレが、ガンバ大阪MF山本悠樹(26)の獲得に動いていることが15日、分かった。関係者によると、既に正式オファーを出し、条件面を含めた交渉に入っているという。インサイドハーフやボランチが主戦場。プレースキッカー役も担うなど緩急自在なパスワークと戦術眼で攻撃の中心を担い、今季は副主将を務めた。

川崎Fはアジア・チャンピオンズリーグで1次リーグを突破し、来年2月には決勝トーナメントが控える。さらに天皇杯優勝により、来秋のアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの出場権を獲得。中盤の選手層を充実させるべく、高い技術を持つ山本に白羽の矢を立てた。

山本は草津東(滋賀)から関西学院大を経て20年にG大阪でプロ生活をスタートさせた。大学在学中の19年にはユニバーシアード・ナポリ大会日本代表としてブライトンMF三笘薫、セルティックMF旗手怜央、フェイエノールトFW上田綺世らと金メダルを獲得した。