京都サンガFCがアウェーでヴィッセル神戸に勝利し、7試合ぶりとなる勝ち点3を獲得した。

4試合ノーゴールが続いていた京都に歓喜をもたらしたのは、FW原太智(24)だった。

後半10分にMF松田天馬(28)の右CKを頭で合わせ、ニアサイドを破った。 この決勝点について原は「前半に豊川選手のやった形を、次は自分バージョンで、変化を加えた中でやった。見事にボールが来て、本当にコーチの作戦通りにできた」。前半15分にFW豊川雄太(29)が走り込んでヘディングをした形を、選手を入れ替えてトライした結果だったことを明かした。

マークに付いた神戸MF扇原貴宏(32)に動きを読まれた、と察したが「止まってうまくタイミングをずらせた」と瞬間的な判断で動きに変化を付けて、最後は相手の前に出た。第5節東京ヴェルディ戦以来となる今季2点目に原は「出場しながらふがいない結果だった中で、こうやって勝利に導けて本当にうれしい」。ようやく出た結果に胸をなで下ろした。【永田淳】

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