横浜Fマリノスが2度のリードを守れず、悔しいドローに終わった。鬼門の敵地セレッソ大阪戦は、この日を含めて直近11戦未勝利(4分け7敗)となった。

横浜は通算4勝3分け2敗の勝ち点15で暫定6位。

24日に蔚山(韓国)とのACL準決勝第2戦で120分の死闘とPK戦を戦ったばかり。大阪移動を含めて中2日の強行日程で、最低限の勝ち点1はつかんだ。

ハリー・キューウェル監督(45)は「水曜日(決勝に進めたACL)は大きな試合だった。中2日、今度は(首位を争っている)C大阪で簡単な試合ではなかった」とし「勝てなかったが、重要なのは負けなかったこと」と、あくまでも前向きに語った。

ACLからは先発を6人変更。蔚山戦では先発し、この日は後半12分から出場したMF榊原彗悟(23)が登場からわずか2分後、CKのこぼれ球に右足を振り抜き、通算6試合目でうれしいJ1初得点をマーク。

一時は勝ち越し点となったが「チームの結果が一番大事。中2日の総力戦だったし、勝ちきりたかった」と悔しがった。それでも、JFLラインメール青森で経験を積み、成長中の23歳は「うまくセカンドボールに反応できた。ほぼファーストタッチのゴールだし、(幸運を)持っているなとは思う。この疲れを幸せに感じて頑張っていきたい」と振り返った。

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