浦和レッズは12日、前日11日付の取締役会で現取締役副社長の清水稔氏(61)が7月1日付で代表取締役社長に就任することを決定し、発表した。現代表取締役社長の田口誠(63)氏は同日付で退任。取締役社長付となる。9月に開催予定の定時株主総会をもって取締役を退任するという。
成績低迷下、田口社長と清水副社長の役員人事は4月27日の定時株主総会と臨時取締役会にも諮られ、重任が発表されていたばかりだった。
当時、田口社長は25年度の営業収入が前期比10億9900万円増の113億1000万円で過去最高(23年度の103億8400万円)を記録したことを報告。3期連続の100億円超えを達成した。
一方で、昨年は米国で開催されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)に出場したことで、選手補強や遠征費が膨張。事業経費は105億2700万円で、営業損失は2億2200万円、経常損失は7900万円、当期純損失は1億円となった。最終赤字となるのはコロナ禍の20年以来となっていた。
クラブW杯の惨敗もさることながら、リーグ戦、カップ戦を含めて全ての大会で上位に進出することができなかった。「十分な結果が得られず、期待に応えられなかったことは重く受け止めている。今、クラブに求められることはピッチ上で結果を示し、信頼を取り戻すこと。目指す方向性を大切にしながら、信頼回復を続けて参りたい」と話していたが、わずか2カ月半後に退任が決まった。



