昨季王者の鹿島アントラーズが劇的な大逆転勝ちで歴史的な開幕戦をものにした。一時は2点差まで広げられたが、後半追加タイムに途中出場のMFチャブリッチ(32)が2ゴール。試合をひっくり返した。勝利の立役者は「練習した形が出た。パスかシューとか迷ったが最後に股下が開いていたので、シュートした」と決勝点を振り返った。

完全に横浜の流れだった。16歳で先発した相手MF三井寺に先制点を許し、後半13分までに3失点。新星登場の引き立て役に回るかと思われたが、やはり鹿島は鹿島だった。後半36分にFWレオセアラの得点で1点差に迫り、終盤にはFW徳田の得点のゴールが取り消し。猛攻を仕掛けると、追加タイム7分にPKを獲得し、チャブリッチが決めると、同12分にも背番号77が右足で押し込んだ。「ものすごくタフな展開だった。見に来た人、全員楽しめたと思う」と胸を張った。

連覇、そしてACLEとの2冠を目指す。総合力でつかみ取った勝ち点3。「チャンスがくると信じていた。最後決めることができて素晴らしい試合だった」。総合力で鹿島らしいシーズンの幕開けとなった。【佐藤成】

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