ヴィッセル神戸FW伊藤湊太(19)のトップチームデビューが迫っている。
29日は神戸市内のいぶきの森球技場でメディア公開練習。U-21神戸でのパフォーマンスが評価されてトップの練習に参加している伊藤は、ゲーム形式のメニューで鮮やかなシュートを決めるなど軽快な動き。「状態の良さもあるし、日々のトレーニングの成果が出てきたなと感じています」と充実した表情で語った。
京都橘高から今年神戸に加入した186センチのストライカーは、U-21チームでの活動を続けてきたが、9月20日に行われたU-21リーグのファジアーノ岡山戦で2ゴールするなどして台頭して、トップチームでの練習に入るようになった。「プレーの強度が一番の違い」と感じる中でもアピールし、27日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)大田(韓国)戦では遠征に初帯同。出場こそなかったが「初めてのベンチということで、一番近くで試合を見られて、試合のピッチ内で、ピッチ内での強度だったり、スピード感というのが見られたので、いい経験になった」と刺激を受けた。
慣れない右ウィングの位置でのプレーも求められている19歳は「常にいい準備をしながら、与えられた場所でしっかり結果を出していきたい」と力を込める。ACLEではFW大迫勇也らが帯同しておらず、リーグ戦でのメンバー入りはハードルの高いものになるが、24年度の全国高校選手権開幕戦で一気にスカウトの注目を集め「人生が変わった」経験を持つストライカーが、神戸の前線に新たな風を吹かせようとしている。【永田淳】



