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 クラブW杯:広島3-2蔚山>◇5位決定戦◇12日◇豊田

 広島がアジア王者を逆転で下し、世界5位の座をつかんだ。

 前半35分にセットプレーからMF山岸智(29)のゴールで1-1の同点に追いつくと、後半11分にはFW佐藤寿人(30)が勝ち越しのゴール。同27分にも今大会3点目となるゴールでリードを広げ、蔚山の反撃を1点に抑えた。

 森保一監督(44)は「疲労困憊(こんぱい)でケガ人が多い中で最後の気力を振り絞ってくれた。5位という結果でも、世界の舞台でも通用すると思った。来年からのリーグ、ACLに必ず生きてくると思う」と、手ごたえを口にした。