<天皇杯:東京4-2京都>◇決勝◇1日◇国立

 天皇杯をDF今野泰幸主将(28)が高らかに掲げた。1点を先制された前半15分、CKから同点弾も決めた。「京都はセットプレーが弱点。ショートコーナーでさらにマークがずれた。シーズン2度もカップを手にできるなんて最高です」と喜んだ。同36分にはDF森重真人(24)、同42分と後半21分にはFWルーカス(32)がゴールして試合を決めた。今野は「最低限のJ1昇格も達成できたし、J1相手の難しい大会も(タイトルを)とれたのはチームが成長したということ」と満足な表情で1年を締めた。