C大阪FW柿谷曜一朗(19)が度重なる練習遅刻で、クラブから罰金などのペナルティーを科されたことが10日、分かった。8日の練習に30分ほど遅れたが、これが今季6度目。レビークルピ監督は「プロとしての自覚と責任感が足りない。具体的な金額を言うつもりはないが、相当高額な罰金を科した。彼の行為はすべてのサポーターやクラブに対しての裏切りだ」と怒りを爆発させた。

 柿谷は16歳でトップ昇格し、06年のU-17(17歳以下)アジア選手権で日本を優勝に導き大会MVPにも輝いた。C大阪では香川、乾の陰に隠れて出番に恵まれていなかったが、7日の岡山戦で2得点を決めた翌日に痛恨の“ミス”となった。