横浜FCのFWカズ(44=三浦知良)が10日、今冬のFリーグ(日本フットサルリーグ)参戦に向け、「やるなら勝利に貢献したい」と真剣勝負を掲げた。

 カズのFリーグ参戦報道を受け、所属予定に挙がったエスポラーダ北海道はこの日、戸惑いながらも歓迎ムード一色だった。午後7時に練習会場に集まってきた選手、チームは終始、異様な雰囲気。小野寺隆彦監督(36)は「北海道のサッカー界にとって大きな財産」と言いつつ、8歳も年上で「憧れの存在」のカズに「驚きです。はたして指示を出していいのか…。ベンチに下げることなんてできないですよ」と早くも緊張気味。笠間慎也主将(25)も「信じられない。主将代われって言われたら譲りますよ」と興奮気味。