札幌は22日、19日の鹿島戦で負傷したFW前田俊介(25)が、左太もも裏肉離れで全治3カ月と診断されたと発表した。前日21日に札幌市内の病院で精密検査を受けていた。復帰は早くても9月以降で、前半戦は絶望となった。

 チームは、この日札幌ドームサブグラウンドで練習を再開。前線のキーマンだった前田の長期離脱を受け、石崎信弘監督(54)は「ターゲット役になれる選手を考えたい。大島か内村か。今週の練習で組み合わせを見ていきたい」と話した。