今季限りで現役引退したサッカー元日本代表の中村俊輔氏(44)が、20日から開幕する「FIFAワールドカップ カタール2022」で解説者デビューすることが14日、分かった。

フジテレビ系で放送される、22日「デンマーク対チュニジア」23日「モロッコ対クロアチア」24日「ウルグアイ対韓国」28日「カメルーン対セルビア」のグループステージ4試合と、決勝トーナメント1回戦、3位決定戦の計6試合で「スペシャル解説」を担当する。

自身も06年ドイツ大会、10年ドイツ大会に「背番号10」で出場。「解説もプレーと似ていると思います。思い切りよく、思ったことや気づいたことを言っていきたいですね。何試合か担当させてもらえるので、ミスを恐れずにその中でも成長出来ればうれしいです」と意気込みを語った。

22日の「デンマーク対チュニジア」戦では元日本代表監督の岡田武史氏(66)もゲスト出演。中村氏は「まずいですね(笑い)。だってサッカー知り尽くしている人じゃないですか。僕は何も言うことがないんじゃないかなと思って。岡田さんが振ってくれた時だけしゃべろうかな(笑い)。邪魔にならないように」と話している。