日本代表の森保一監督(54)が22日、FIFAワールドカップ(W杯)初戦ドイツ戦を前に、公式会見に臨んだ。森保監督は冒頭で「え~明日、我々にとってのW杯開幕戦があるということで、楽しみにしている気持ちが大きいです。非常にいい準備をしていますし、積み上げてきたことを明日の試合では、今のベストを発揮するということで、選手にはアグレッシブに、そして、我慢強く、チャレンジ精神を持ってやってほしい」と話した。

以下、一問一答。

-チームの状態、守田について、26人起用できる状態か

そうですね、26人全員がそろってトレーニングできていますし、明日のドイツ戦、終わってみないと分からないけど、現段階で戦えるメンバーでいい状態だと思います。

-ドイツと初のW杯、どういう姿を見せたいか

日本のサッカーにとって、クラマーさんという偉大な指導者が、東京五輪、メキシコ五輪の時に、日本サッカーの発展の大きな存在として貢献していただいた。現在まで素晴らしい指導者、選手の方々が日本に来て、日本のサッカーの発展に大きく貢献してくれた。ドイツのみなさんには、感謝申し上げたい。W杯でチャンピオンになったことのあるドイツを目標に、常に学び、手本となっている。今も尚、それは変わらない。ドイツのことを学びながら、日本らしく、日本の良さをもって、世界に追いつけ、追い越せということで今戦っています。いろいろな思いがありますが、対戦相手がどこであろうと、今のベストをぶつけられるよう、戦いに挑めれば。

-明日のスタートメンバーは? 鎌田は入るか?

そこは、明日の試合、楽しみに待っていただければ。勝利を目指して戦う上で、試合に臨みたいと思います。鎌田をはじめ、選出している多くの選手は、ブンデスリーガの1部で7人、2部で1人いる中で、彼らが普段、世界のトップのリーグで培っているものを発揮してもらえたら。先発は準備をしていることで、ほぼ、分かっていると思います。練習、相手の情報の中で変わるかもしれないということはチーム全体でありますが。試合直前で確定しますが、おおよそのことは選手にも伝わるように、準備をしています。

-1日の発表時に、行雲流水の思いと話していた。

選手たちとともに、いろんな変化に対応しながら、パワーアップしてきたと思うし、今日の練習でも最善の準備をやることは変わらないが、常に後悔することなく、やることは、自信を持って、躍動することを願っていますが、試合に関してはいたって冷静。行雲流水の気持ちは変わらず。

(ドーハ=栗田尚樹)