勝ち点1の韓国は、決勝トーナメント進出へ向け、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルとの第3戦に臨む。1次リーグ突破へは、勝利が絶対条件となる。

パウロ・ベント監督は第2戦でレッドカードを提示されたため、ベンチから外れる。指揮官不在の中、21-22年シーズンのプレミアリーグ得点王のFWソン・フンミン(孫興民、30=トットナム)が先発出場し、勝利を狙う。

韓国メディア「スポーツソウル」によれば、1日の前日会見に出席したベント監督は「ポルトガル史上最強のチームと言ってもおかしくない」と相手を警戒。ポルトガル出身の指揮官へ「ロナウドは今大会でどれだけの活躍と成績を残すと思うか?」と尋ねられた際は、「この会見が終われば、ポルトガルの会見がある。質問はその時にしてほしい」と切り返す場面もあったという。

ベント監督は28日のガーナとの第2戦で、ラストプレーが与えられないまま試合終了となったことに猛抗議。レフェリーからレッドカードを提示され、母国との大一番で指揮を執ることが出来なくなった。