韓国が3大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした。勝利が絶対条件の中、ポルトガルを相手に2-1で逆転勝利を収めた。

相手の必勝パターンを打ち破った。ポルトガルはFIFAワールドカップで先制した試合はこれまで15勝3分けの18戦無敗だった。韓国は前半のうちに同点に追いつき、後半ロスタイムにエース孫興民(ソン・フンミン)のアシストからMF黄喜燦(ファン・ヒチャン)が勝ち越しゴールを決めた。

前回ロシア大会も、金星を挙げた1次リーグ最終戦のドイツ戦を含めてチームの3得点は全て後半ロスタイムに記録。今大会も最後の最後まであきらめない姿勢を示し、逆転で1次リーグ突破を決めた。

韓国を率いるポルトガル人のパウロ・ベント監督はガーナとの2戦目で試合終了間際に審判への抗議でレッドカードを受け、母国との対戦はベンチ入りできなかったが、データ分析会社「Opta」によると、W杯で母国に勝利した監督は、10年南アフリカ大会でガーナを率いてセルビアに勝ったミロバン・ラエバツ監督以来、史上2人目となった。

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