W杯での日韓戦なるか-。5日、日本はクロアチア(日本時間6日午前0時開始)と、韓国はブラジル(同午前4時開始)と決勝トーナメント1回戦を行う。日本と韓国が勝利すれば、9日の準々決勝で激突することになり、W杯本大会では初対戦となる。日本-クロアチア戦とともに注目の一戦を前に、データ分析会社「Opta」による韓国、ブラジルの今大会ここまでのデータなどを紹介する。

◆8回目 両チームが国際Aマッチで対戦するのは今試合で通算8回目(主要大会では初)。ブラジルはここまでの7試合で6勝(1敗)しており、今年6月の対戦では5-1で勝利している。

◆【韓国】未勝利 韓国はW杯で南米勢と通算6試合しており、ここまで未勝利(2分4敗)。

◆【韓国】10年大会以来 韓国がW杯グループステージを突破したのは、10年南アフリカ大会以来で、この時はベスト16でウルグアイに1-2で敗れた。ここまでのW杯決勝トーナメント通算5試合は1勝3敗1分で、白星は02年日韓大会ベスト16でのイタリア戦で挙げている。

◆【ブラジル】直近7大会すべて8強進出 ブラジルはW杯でベスト16に進んだ直近7大会では全て準々決勝に進出。この間に白星を逃したのは、14年ブラジル大会のチリ戦(PK戦の末に突破)の1戦だけ。最後にベスト16で敗退したのは1990年大会のアルゼンチン戦。

◆【韓国】史上初なるか 韓国代表のベント監督は、指揮を執ったW杯直近5試合(ポルトガルと韓国を指揮)で2勝1敗2分。W杯のベスト16以降で采配を振るのは初めてで、今回の試合で勝利すると、決勝トーナメントで白星を挙げた史上初のポルトガル国籍の監督となる。

◆【ブラジル】前半無得点 ブラジルは現在、W杯では5戦連続で前半無得点。W杯での前半連続ノーゴール試合数としては、1994年大会の5戦連続と並び、同代表史上最長となっている。

◆【韓国】後半得点 韓国がW杯で挙げた直近12得点のうち、11点は後半に挙げたもの。さらに直近7ゴールのうち4点は、試合時間90分以降に決めている。今大会でも、前半に記録した得点は1次リーグ第3戦ポルトガル戦の27分にキム・ヨングォンが挙げた同点ゴールのみ。

◆【ブラジル】被ファウル数最多 ブラジルFWロドリゴは、今大会の決勝トーナメント進出国の中では、相手選手のイエローカードにつながった被ファウル数が最多の3(このうちの2つは1次リーグ第3戦のカメルーン戦で記録)。ちなみにロドリゴの今大会のプレー時間は計114分間。

◆【韓国】1ゴール ソン・フンミンは1次リーグ第3戦のポルトガル戦の後半ロスタイムに決勝点をアシストし、自身今大会初の得点直接関与を記録。W杯での直近13本のシュートでは、前回18年ロシア大会のドイツ戦でマークした1ゴールのみとなっている。

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