史上初のノーサプライズ・ジャパンの誕生だ。日本サッカー協会(JFA)は5月31日、都内のホテルでワールドカップ・ロシア大会に臨む日本代表23人を発表した。

<W杯代表アラカルト>

 ◆海外組 海外リーグ所属選手は過去最多15人。初出場の98年大会は22人全員がJリーグ所属だったが、02年大会以降の海外組は4、6、4、12人。前回大会の12人を上回った。

 ◆出場 初出場は12人。前回大会の14人から2人減となり、3大会連続が川島、長友、長谷部、本田、岡崎の5人。

 ◆五輪 4強入りした12年ロンドン五輪世代から最多10人。前回大会の同世代は9人だった。

 ◆レフティー 利き足が左の選手は本田のみ。過去5大会は98年大会から3、4、4、3、2人といずれも複数の左利きがいた。

 ◆Jの名門 過去5大会すべてで代表を輩出していた磐田と横浜からは0。前回大会で連続輩出が4大会連続でストップしていた鹿島から昌子と植田の2人。