2連覇を狙うドイツがサウジアラビアに2-1で辛勝した。

 前半8分にロングフィードをMFロイス(ドルトムント)が落とし、FWウェルナー(ライプチヒ)が左足で押し込んで幸先良く先制したが、その後の追加点は同43分のオウンゴールのみ。後半39分にPKを献上し、FWサハラウィ(アルナスル)のキックはGKノイアー(Bミュンヘン)がいったんは止めたが、こぼれ球をMFジャサム(アルアハリ)に押し込まれて1点差に迫られた。

 何とか逃げきって6試合ぶりの勝利を挙げたレーウ監督は「我々は多くのチャンスを無駄にし、相手に多くの決定機を与えたが、終盤は我々に少しばかりの運があった」と試合を振り返った。続けて「(チームは)良くなっているので心配はしていない。W杯へ向けて準備は整っている。来週になれば、我々はもっとスピーディーでダイナミックなプレーができるようになるだろう」と、17日の1次リーグ初戦のメキシコ戦を見据えた。