ワールドカップ(W杯)1次リーグで日本と同組のポーランドが2点を先行しながら追いつかれ、W杯出場を逃したチリと2-2で引き分けた。

 ポーランドは前半30分、相手トラップミスを拾ったMFクリホビアク(ウェストブロミッチ)のパスをゴール左で受けたFWレバンドフスキが、いったん左へ持ち出して体勢を整え、ペナルティーエリア外22メートルから狙いすました強烈な左足ミドルシュートを突き刺して均衡を破った。その4分後にもサイドチェンジのパスを受けて左サイドを突破したMFグロシツキ(ハル)のクロスを、フリーで中央に走り込んだMFジエリンスキ(ナポリ)が右足で難なく押し込んでリードを広げた。

 しかし、同38分にMFバルデス(モレリア)に同点ヘディングシュートを決められ、後半11分にはDFアルボルノス(ハノーバー)に左足ミドルシュートを決められて追いつかれた。

 ポーランドは12日にリトアニアと国際親善試合を戦い、19日の1次リーグ初戦のセネガル戦に臨む。日本とは28日に対戦する。