スペインがワールドカップ(W杯)ロシア大会前最後の強化試合でチュニジアを1-0で下した。16年7月に就任したロペテギ監督は20戦無敗で本大会に臨む。

 終盤までスコアレスの展開が続いたが、後半39分、MFブスケツ(バルセロナ)のロングパスを受けたFWディエゴコスタ(Aマドリード)がペナルティーエリア左で粘ってキープし、相手GKとDF2人をかわして後方へラストパスを送ると、走り込んだ交代出場のFWアスパス(セルタ)が左足でニアサイドをぶち抜いて均衡を破り、これが決勝点となった。ヴィッセル神戸に移籍が決定したMFイニエスタはフル出場した。

 スペインは15日に1次リーグ初戦のポルトガルとの大一番に臨む。チュニジアは18日にイングランドと1次リーグ初戦を戦う。