日本が初戦を勝利で飾り、大きな勝ち点3を手にした。前半3分過ぎにコロンビアのDF、C・サンチェスがペナルティーエリア内のハンドでレッドカード、日本はPKを得た。このチャンスをMF香川真司(29=ドルトムント)が冷静に決めて先制した。

 前半39分、不用意なミスから与えたFKを直接決められて同点に追いつかれる。しかし、数的優位に立つ日本がボールを支配。後半28分、香川に代わって入った本田圭佑(32=パチューカ)の左CKをFW大迫勇也(28=ブレーメン)が頭で決勝ゴールを決めた。

 ワールドカップ(W杯)初采配で初勝利の西野朗監督(63)は「これは選手が闘ってくれた結果」と選手たちをねぎらった。決勝ゴールの大迫は「昔からの夢がかなった。夢だったんで最高だけど、まだまだ(試合が)あるんで頑張っていきたい」と気勢を上げた。