コロンビア戦に途中出場し決勝アシストしたMF本田圭佑(32)が21日、別メニュー調整した。報道陣に公開された冒頭約15分間、スパイクを履かず別メニューでピッチをゆっくり歩いた。日本協会の広報は「右太もも打撲」と説明。コロンビア戦で相手と接触し打撲したようだ。

 同戦では終盤、左足をひきずるようなしぐさも。この日は左膝にテーピングもしていた。西野監督は背番号4に「拮抗(きっこう)した中で、何かをもたらす選手」と切り札、ジョーカー的な存在として信頼を寄せる。もともとけがには強く軽症のもようだが、状態が気がかりだ。

 控え組は、非公開で同行する久保建英らU-19(19歳以下)日本代表と30分1本の紅白戦を行った。本田が外れたA代表にはU-19の10番、MF安部裕葵(鹿島)が1人だけ加わった。