ベルギーの「野獣」、FWルカクが日本戦で戦列に戻ってくる。1次リーグ第2戦チュニジア戦で足首を痛めて途中交代。第3戦イングランド戦は欠場も、6月29日にマルティネス監督は「彼は完全に回復した」と明言した。

 ルカクは190センチ、94キロの巨漢ながらスピードがある「でかい、速い、うまい」と3拍子そろったセンターFW。今大会2試合4得点で、しかもシュート5本、うち枠内シュート4本をすべて決めるという決定率だ。

 また、イングランド戦で目の周りを打撲したDFフェルマーレンは視界が悪いというが、日本戦までに治る見込みだ。故障明けのDFコンパニーはイングランド戦の後半から今大会初出場。マルティネス監督は「試合勘が戻っているかは微妙だが、動きには満足している」と手応えを得た。この試合では先発9人を入れ替えて主力を休ませ、万全の状態で日本戦を迎える。