“半端ない”日本代表FW大迫が、下馬評を覆す。ベルギー戦を2日後に控え「メディアや日本のみなさんは1次リーグ突破できないと思っていたけど、自分たちのやってきたことを信じた結果、突破できた。今回も負けるだろうと思われているけど、自分を、みんなを信じてやるだけ」と、目線を上げ、言葉に力を込めた。

 過去日本は決勝トーナメントで2敗、無得点だが、初戦のコロンビア戦で決勝点を挙げた大迫は「何が起こるか分からないのがW杯」と強敵から初ゴールを目指す。ベルギーとは大迫自身、13年と昨年に対戦し、無得点に終わっている。それでも、成長を遂げた今回は進化を示す時。「(16強は)いい意味で満足できていない。大会が始まる前から目標はベスト8。挑戦して隙をついていく。臨むだけですよ」。1分53秒間の短い決意に熱がこもった。