FIFAランク15位メキシコが、同2位ブラジルに完封負けを喫し、7大会連続で8強入りを逃した。

 強烈なシュートを何度もブロックしたメキシコのGKオチョア(32=スタンダール)は、相手の強力FW陣に脱帽の様子だった。「ブラジルは大きなタレント、技術を持っていたし前線はとても危険な存在だった」。

 後半6分、ブラジル・ビリアンの低いクロスボールをネイマールにあわされ先制ゴールを許した。同43分にもカウンター攻撃をくらい、ネイマールのシュートをオチョアは足に当てたものの、こぼれ球を詰めていたフィルミノに押し込まれた。

 オソリオ監督も「自分たちの力を見せたい」と話していたが、反撃の力は残っていなかった。