ワールドカップ(W杯)ロシア大会を16強で終えた日本代表の西野朗監督(63)が5日、成田市内で主将のMF長谷部誠(34)、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)とともに帰国会見に臨んだ。

<西野監督一問一答>

 -ファンの大歓迎を受けた

 「期待に応えたいという思いでチャレンジしてきた。たくさんの方に出迎えられたが、十分に大きな成果を上げてきたわけではない。結果だけではない戦いぶり、多くの方にそういう部分は何か伝えられたと思う」

 -就任から46日

 「5月21日に選手と会った時に、今までのチーム力だけでは戦えない感じがした。能力は非常に高く、何かプラスしていけば対抗できると思った。賭けの部分もあったし、がむしゃらだった。選手たちに引っ張られたとこがたくさんある」

 -ベルギー戦後に「何かが足りない」と

 「あのシナリオは考えられなかった。(2-0とリードした後の)30分で判断できるスピード感が自分にはなかった。ポーランド戦の最後の10分もそうだが、チームが1つになる方向性を出せるのは本当に一瞬。できなかった自分に対しての言葉だった」