スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(30)が12日、東京・羽田空港着のプライベートジェット機で来日した。バルセロナとメーングローバルスポンサー契約を締結したインターネット関連企業「楽天」との合同会見に出席するため、15年12月のクラブW杯以来約1年半ぶりに、日本に降り立った。

 予定より1時間半ほど遅れて到着したメッシは、プライベートジェット利用者の専用ゲートから姿を見せた。約10人の警備に守られながら、10メートル弱の距離をゆっくり歩いて黒塗りの送迎車へ。白いキャップ、白のTシャツにハーフパンツ姿で、胸には「Love」の文字と金管楽器が描かれていた。その様子を、集まった報道陣が70~80メートル離れた位置からしか撮影できない厳戒態勢だった。

 バルセロナと楽天は、今月1日から4年間で総額2億2000万ユーロ(約286億円)の契約を結んだ。翌13日に「パートナーシップ開始に関する記者発表会」が都内で行われ、メッシのほか、この日早朝に来日したブラジル代表FWネイマール、既に滞在中のスペイン代表DFジェラール・ピケ、トルコ代表MFアルダ・トゥランが出席する。胸に「Rakuten」のロゴが入った、2017-2018年シーズン新ユニホームを世界に初公開する。