日本代表FW本田圭佑(31)のパチューカが10日、本田のデビューが早くても22日のベラクルス戦(ホーム)になると発表した。違和感とされてきた右ふくらはぎの症状も、肉離れとした。12日UANL戦(ホーム)とみられたデビューは、15日ケレタロ戦と18日モレリア戦(ともにアウェー)でもかなわず、一気に下旬までずれ込む。

 異例の復帰発表ではチームドクターのマルケス氏の見解として週明け14日からチーム練習に合流し22日の同戦か、遅くとも25日ティファナ戦(アウェー)に出場するとした。W杯出場をかけ、8月31日にオーストラリアと戦う日本代表招集は確実だが、移籍とけがで、ここ2カ月間、1度もチーム練習をこなせていない。この空白に加え、最大でわずか2戦の実戦、さらに14時間の時差調整も強いられての代表合流になる。オーストラリア戦で果たしてどれだけのプレーができるのか、不安は募る一方だ。