マインツFW武藤嘉紀について、14日の独紙ビルトは、以下のように高評価を伝えている。

 武藤は膝の靱帯(じんたい)を2度断裂し、1年半痛みと苦しみの中にいたが、それも終わった。やっとまた本当にトップコンディションになった。ドイツ杯1回戦で2得点半をマーク(2点+PK奪取)。

 武藤はマインツの攻撃すべてにかかわり、ファウルなしで止めることはできないほどだった。文句なくこの試合ベスト選手だった。

 (日本の報道陣に)「岡崎選手以上のゴールを決めたい」と野心的な目標を明かした。15年に1100万ユーロの移籍金でレスターへ移籍した岡崎慎司はマインツでの2年間で65試合27ゴールをマーク。武藤にはあと15得点が必要になる。

 だが、得点率でいえば岡崎並みの数字をすでに残している。岡崎は5502分間で27点で、1点あたり203・8分。一方の武藤は2515分で12点で、1点当たり209・6分となる。