来年ロシアで開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)に、ロシアのプーチン大統領が国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター前会長と欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ前会長を招待する意向だと20日、欧米メディアが報じた。タス通信によると同大統領の広報官は「大統領とブラッター氏は古い友人で、プラティニ氏もよく知っている」と話した。

 法的根拠のない金銭授受を理由にブラッター、プラティニ両氏は活動停止処分中だが、私人としてロシアを訪れることは可能。DPA通信はブラッター氏の広報担当者のコメントとして「ブラッター氏はロシアに行くだろう。開幕戦は有力な候補の一つだ」と伝えた。