日本代表から外れているパチューカのMF本田圭佑(31)が9日(日本時間10日)、メキシコからツイートした。

 ここ数回連続して、日本語で自身の“哲学”ともいえる思いをつづっている。今回は「ルーティン」について。次のようにツイートした。

 「ルーティンなんてクソ喰らえ。って自分に言い聞かせながら考えて行動してる。

 ルーティンは生産性も高くて心地も良いけど考える力が身に付かないから。」(原文ママ)

 本田は8日(同9日)のメキシコ杯準々決勝ティファナ戦でスーパーゴールを決めた。約50メートルを強引にドリブルし中央を突破。4人を抜き、最後はGKの頭上をフワリと抜く、メキシコメディアが「メッシ弾」と報じる得点だった。

 これまでの本田のプレースタイルからは、ほとんどなじみのないプレー。

 試合後には、ドリブルでの仕掛けについて「まあ、まだまだ31歳で成長できるといったところは、今日のゴールシーンでも証明できたんじゃないかと思いますし」と話していた。

 あらかじめ決まった手順=ルーティンから、あえて外れ、考えて成長する。本田はこう考えて、日々プレーし生活しているようだ。